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がん種 · ICD-10 C22

肝がんは、韓国ではこのように治療します

肝がんは、がんの大きさと同じくらい、肝臓が治療にどこまで耐えられるか(肝機能)が治療方針を左右します。韓国はB型肝炎が多かったことから肝がん治療の経験が長く、切除・移植・局所治療・薬物療法を一つのチームで検討します。治療成績、治療の流れ、費用、ご自身が受けられる治療を、順を追ってまとめました。

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ICD-10
C22
韓国 肝がん(肝細胞がん) 5年相対生存率(2019–2023) [1]
40.4%
米国(SEER, 2016–2022) [2]
21.9%
韓国 全がん 5年相対生存率(2019–2023) [1]
73.7%
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2019年から2023年の間に韓国で肝がんと診断された方の5年相対生存率は40.4%です。国家がん登録統計であり、特定の病院の成績ではありません。米国のSEER統計における肝・肝内胆道がんの5年相対生存率は21.9%です(2016〜2022年診断)。

国の統計で見る治療成績

2019年から2023年の間に韓国で肝がんと診断された方の5年相対生存率は40.4%です。国家がん登録統計であり、特定の病院の成績ではありません。米国のSEER統計における肝・肝内胆道がんの5年相対生存率は21.9%です(2016〜2022年診断)。

肝がんは肝硬変や慢性肝炎を背景に発生することが多いため、がんの病期(ステージ)とあわせて、肝機能の分類(Child-Pugh分類)と門脈圧が治療を左右します。韓国ではB型肝炎ウイルスのキャリアを対象に、6か月ごとに超音波検査と血液検査を行う国の検診があるため、小さいうちに見つかる割合が高くなっています。

つまり海外から来られる方の場合、同じ大きさの肝がんであっても、肝機能によって受けられる治療が変わります。そのため、画像と併せて肝機能検査の結果をアップロードしていただくことが、レビューの要になります。

治療の流れは病期と肝機能によって変わります

肝機能が良好で腫瘍が片側にとどまっている場合は、肝切除が第一選択です。腹腔鏡手術・ロボット支援手術で切除できる位置であれば、回復が早くなります。腫瘍が小さく数が少ない場合は、ラジオ波焼灼療法(RFA)で焼灼することもあり、処置後1〜2日で退院できます。

切除は難しいものの肝臓の中にとどまっている場合は、肝動脈化学塞栓療法(TACE)や放射線塞栓療法で腫瘍への血流を遮断し、放射線治療(定位放射線治療・陽子線治療・重粒子線治療)も検討します。肝機能が悪く基準を満たす場合は、肝移植が根本的な治療となり、韓国は生体肝移植の経験が豊富な国です。

肝臓の外に広がっている場合や血管に浸潤している場合は、免疫チェックポイント阻害薬と分子標的薬を組み合わせた全身治療を行います。どの段階でどの治療へ移るかを一つのチームで判断するのが、韓国の上級総合病院(高度医療機関)の進め方です。

海外から来られる患者さまが実際にお支払いになる費用

病院の公開価格を基準にすると、肝切除はおおよそ2万〜3万5,000ドル、ラジオ波焼灼療法と塞栓療法はそれより安く、肝移植は別途お見積りとなります。陽子線治療・重粒子線治療は保険適用外で、病院の見積りで確定します。

見積書には、検査・処置・入院・薬剤費・通訳・宿泊を項目ごとに記載し、分子標的治療・免疫チェックポイント阻害薬による治療が続く場合は、初回サイクルとその後のサイクルの予想額を分けて記載します。事前レビューのあとに治療をご契約いただいた場合、レビュー費用は診療費から差し引かれます。

ご自身が受けられる治療

切除が可能か、局所治療で十分か、移植の基準に合致するか、粒子線治療が適用されるか、全身治療であればどの組み合わせか — 所見書はこの順序でお答えします。

CT・MRIの画像、肝機能検査(血液検査)、AFPなどの腫瘍マーカー、肝炎検査の結果と診断書をアップロードしていただければ、肝胆膵外科・消化器内科・放射線治療科の専門医が確認し、5営業日以内に書面で所見をお渡しします。

よくあるご質問

生検なしでもレビューできますか。
肝がんは画像所見と腫瘍マーカー、肝炎の有無で診断することが多いため、生検がなくてもレビューできます。生検が必要な場合は、所見書に記載いたします。
肝移植は外国人でも受けられますか。
ご家族の中にドナーとなる方がいらっしゃることが条件で、韓国の法律に基づく審査を経ます。受けられるかどうかと必要な書類は、レビューの段階でご案内します。
重粒子線・陽子線治療はいつ用いますか。
切除が難しく肝臓の中にとどまっている腫瘍、とくに血管の近くにあって手術が危険な場合に検討します。所見書では、適用可能・検討が必要・該当なしのいずれかでお答えします。
滞在はどのくらい見ておくべきですか。
ラジオ波焼灼療法・塞栓療法は10日前後、肝切除は2〜3週間、粒子線治療は3〜5週間です。移植は6〜8週間以上かかります。
B型肝炎の薬は飲み続けなければなりませんか。
はい。抗ウイルス薬は治療の前後も続けて服用します。韓国で処方を受けて、帰国後も続けられるよう準備いたします。
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