手術・施術の同意書は、治療方法と期待される利益、起こりうる合併症、代替案について説明を受けたうえで署名する法律上必須の文書です。韓国語が通じない患者さんのために、通訳が一文ずつ説明してから署名していただく形になっており、英語以外の言語が必要な場合は翻訳が提供されます。
要点まとめ
- 医療行為には説明と同意が法律上求められており、署名の前に内容を理解する権利があります。
- 通訳が一文ずつ説明したうえで署名していただくのが原則であり、理解できない部分があれば署名を後回しにすることができます。
- 同意書には、診療・検査同意書、手術・施術同意書、麻酔同意書、輸血同意書、個人情報同意書、費用負担同意書など複数の種類があります。
- 署名した同意書のコピーを請求して保管することができ、英語以外の言語が必要な場合は翻訳を受けることができます。
同意書にはどのような種類がありますか?
- 治療の過程で署名する文書は、目的によって分かれています。診療・検査同意書はどのような検査をなぜ行うのかを説明するもので、手術・施術同意書は方法と期待される利益、起こりうる合併症、代替案を記載した最も重要な文書です。
- 麻酔同意書は麻酔の方法とリスクを、輸血同意書は輸血の必要性とリスクを説明します。宗教上の理由で輸血を希望しない場合は必ず事前に申し出る必要があり、この内容は事前レビューの段階で伝えておくのが最も望ましいです。
- このほか、個人情報の収集・利用および医療記録提供に関する同意書は、記録が医療スタッフ・コーディネーター・通訳にどの範囲まで共有されるかを定めており、費用負担と決済に関する同意書は、保証金や精算方法、キャンセル規定を記載しています。臨床試験に参加する場合に限り、別途参加同意書が追加されます。
署名前の通訳による説明はどのように行われますか?
- すべての同意書は、通訳が一文ずつ説明したうえで署名する形で進められます。これは、署名前に内容を理解する権利を保障するための手続きです。
- 第1段階:通訳が同意書の各文章を患者さんの言語で説明します。
- 第2段階:理解できない部分があれば質問するか、署名を後回しにすることができます。
- 第3段階:説明が十分理解された後に署名します。
- 第4段階:署名した同意書のコピーを請求して保管します。
- 理解しないまま署名してしまう状況を防ぐための手続きですので、疑問点はその場ですぐに確認することをおすすめします。
英語以外の言語でも翻訳を受けられますか?
- 同意書を含む病院の書類は英文で発行されるのが基本であり、英語以外の言語が必要な場合は別途翻訳を受けることができます。
- 英文書類の発行は国際診療センターで申請する形で、発行に数日かかる場合があるため、手術や帰国の日程に合わせて早めに申請しておくことが望ましいです。
- 同意書の内容そのもの(治療方法、リスク、代替案)は、必ず署名前に担当の医療スタッフと改めて相談して確認する必要があり、翻訳版は理解を助けるための資料にすぎず、医療スタッフの説明に代わるものではありません。
よくある質問 — 同意書の内容を理解しないまま署名させられることはありませんか?
そのようなことがないように設計されています。通訳が一文ずつ説明したうえで署名していただき、理解できない部分があれば署名を後回しにすることができます。署名した文書のコピーを請求して保管することも可能です。
よくある質問 — 医療記録はどこまで共有されますか?
レビューと治療の目的のために、医療スタッフ、担当コーディネーター、通訳に共有されます。共有範囲と保管期間は個人情報の収集・利用および医療記録提供に関する同意書に記載されていますので、署名前に必ず確認し、共有を望まない項目があれば事前に申し出てください。
出典および留意事項
- 本記事は、保険と書類、治療の流れ、事前レビューノート(出典:保健福祉部 mohw.go.kr、Medical Korea medicalkorea.or.kr、HiKorea hikorea.go.kr)をもとに作成されています。
- 本コンテンツは一般的な医学情報の提供を目的としており、個人の状態によって診断・治療方法や結果は異なる場合があります。正確な診断と治療については、必ず医療スタッフとの相談のうえ決定していただきますようお願いいたします。