大腸がんの手術費用は病期と手術方式(内視鏡切除・腹腔鏡・ロボット・直腸がんの術前放射線併用の有無)によって大きく異なるため、あらかじめ一つの金額でお伝えすることは難しく、実際の金額は事前レビュー後に病院が提示するお見積り書で項目ごとに確定します。
要点まとめ
- 海外患者さまの大腸がん治療費は、がんの種類・病期・手術方式・入院期間によって異なるため病院のお見積りでのみ確定し、公開ページに一つの金額として記載することはありません。
- 事前レビュー費用100万ウォン(約11.5万円)は事前にお伝えできる確定金額であり、治療をご契約いただくとこの金額は診療費から差し引かれます。
- 治療目的で短期滞在される海外患者さまは韓国の健康保険の適用対象ではなく、診療費は自己負担が原則で、病院ごとの外国人料金が適用されます。
- お見積りには検査・手術・入院・薬剤費と、通訳・宿泊・移動費が項目別に記載され、治療開始前に予想診療費の一部を保証金としてお支払いいただき、退院時に精算します。
- 大腸がんの滞在期間は、内視鏡切除で10日前後、腹腔鏡・ロボット切除で2〜3週間、術前放射線治療が必要な直腸がんではさらに5〜6週間が必要です。
大腸がんの手術費用を事前にお伝えできないのはなぜですか?
- 大腸がんは早期がんの内視鏡切除、結腸がんの腹腔鏡切除、直腸がんの術前放射線・抗がん剤併用後のロボット切除など、病期と部位によって治療の流れ自体が大きく異なるためです。
- 早期大腸がんは内視鏡切除(粘膜切除術・粘膜下層剥離術)で1〜2日の入院で済む場合がある一方、結腸がんは腹腔鏡で該当部位とリンパ節を併せて切除する手術が基本であり、ステージ3や危険因子のあるステージ2では手術後の補助化学療法が数カ月間続きます。
- 直腸がんは骨盤内の狭い空間で行う手術のためアプローチが難しく、腸壁深くまで浸潤している場合やリンパ節転移がある場合は、術前に放射線・抗がん剤治療を先に行う流れが標準治療に含まれています。このように検査・手術方式・補助治療の有無は患者さまごとに異なるため、診療費用も病院が提示するお見積りでのみ確定します。
現時点で確定している金額はありますか?(事前レビュー費用のご案内)
- 事前レビュー費用100万ウォン(約11.5万円)は、事前にお伝えできる確定金額の一つです。
- 事前レビューは、お送りいただいた画像・内視鏡・組織検査記録をもとに病期と治療方針、肛門温存の可能性などを検討し、所見書としてお渡しする過程であり、その後治療をご契約いただくとこの100万ウォンは診療費から差し引かれます。
- その他の検査・手術・入院・薬剤費はすべて病院が提示するお見積りで確定し、通訳・宿泊・移動費用も別項目に分けてお見積り書に記載いたします。
お見積りから治療までどのような順序で費用が確定しますか?
- 第1段階 — 画像(腹部・胸部CT、直腸がんの場合は骨盤MRI)、大腸内視鏡記録、組織検査・病理報告書、遺伝子・マーカー検査(MSI/MMR、RAS、BRAF、HER2)などの記録をお送りいただきます。
- 第2段階 — 事前レビューにより、病期と治療方針、肛門温存の可能性などが記載された所見書を受け取ります(費用100万ウォン、約11.5万円)。
- 第3段階 — 病院が検査・手術・入院・薬剤費と通訳・宿泊・移動費を項目別に分けたお見積り書を送付します。
- 第4段階 — 治療をご契約いただくとレビュー費用100万ウォンが診療費から差し引かれ、治療開始前に予想診療費の一部を保証金としてお支払いいただきます。
- 第5段階 — 入院・手術・回復を経て、退院時に実際の診療費に合わせて精算します。
よくあるご質問 — 韓国の健康保険は使えますか?
治療目的で短期滞在される海外患者さまは健康保険の適用対象ではなく、診療費は自己負担が原則です。病院ごとに外国人料金が適用され、正確な金額は病院のお見積り書で確定します。
よくあるご質問 — 保証金と返金はどのように処理されますか?
病院は治療開始前に予想診療費の一部を保証金として受け取り、退院時に実際の診療費に合わせて精算します。検査結果によって治療方針が変わった場合は、変更後のお見積りを改めて受け取り、継続するかどうか再度ご選択いただけます。事前レビュー費用100万ウォンは所見書を受け取った時点でサービスが完了するため返金対象外ですが、病院がレビュー期限である5営業日を超過した場合は全額返金いたします。
出典および留意事項
- 本記事は大腸がん(国家がん登録統計2019〜2023年・国立がんセンター、NCCN患者向けガイドライン)、よくあるご質問、ロボット手術に関するノートの費用・期間関連内容をもとに作成しました。
- 本コンテンツは一般的な医学情報の提供を目的としており、個人の状態によって診断・治療方法および結果は異なる場合があります。正確な診断と治療については、必ず医療スタッフとの相談を通じて決定してください。